”北海道胆振東部地震”から5日
震度7の地震から5日。
前代未聞、
北海道全域からありとあらゆる電力という名の”明かり”が消えました。
地元小樽の自宅でも(地域差はあったようですが)トータル2日間電気がつかず、
コンビニ・スーパー等の店舗は営業停止。
開いていても食料や飲料・電池・ガソリンが枯渇。
いまだに物資は回復していません。
停電後、ご自身も大変なのに
電卓でレジを打ってくださる店員さんに
感謝が溢れました。
1日目は
一人自宅でろうそくを灯し
パソコンやwi-fiの電池をすべて携帯に補充し
ひたすら消費せず
ラジオと、たまにつなぐネットの情報だけが頼りでした。
2日目の朝には
実家(同市内)の家族と連絡が取れなくなり
さらには電話は圏外
ネットも反応なし。
前日から運行を停止していたバスの状況も変わらず
『よし!行こう!』
このままじゃ陸の孤島だ!
と、ひとまず出勤しているであろう母の職場目指し
ハイキングか!と言えるくらいの大荷物をもって
朝の8時に出発。
信号は消え
いつもより少ない交通量。
電車も動かないから
私を含め、自宅待機の人が多いんだと思う。
それでも、
水道とガスは比較的無事な地域が多かったからか
一晩明けた安心感からか
歩く人も街も落ち着いていた。
一時間かけ、首と背にびっしり汗を流しながら再会したとき
肩から力が抜けのを覚えている。
隣の方は一人暮らしのおばあちゃんで
ラジオの情報なんかを時々知らせに行ったり
実家にいる間も
一人の時間の孤独感を思い出し
今も一人で耐えてる人がいるんだと思うと
こういった緊急事態の時に
地域や身近な人に自分ができることがあまりにも少なくて
歯がゆく感じました
ありったけのろうそくを灯しましたが
何日停電になるかもわからず消しました。
まだ余震が続いています
いまだ電力の回復してない地域の方がまだいます
ゆれないで
もう、じゅうぶんだ
1日も早く
あの優しい日々が帰ってきますように。。。
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